マネジメントコースの同期×上司の対談
- 新卒入社から1年で昇進! 同期2人の成長ストーリー
- マネジメント&営業力を身につけ
着実にキャリアアップ - 年齢を問わず若いうちから活躍できるのが、ケアリッツの大きな魅力。
マネジメントコースでキャリア形成を図る2人に、実際の体験談を聞きました。
この人の成長を追います
- Profile
- 永瀬 帆乃香
- マネジメントコース入社管理責任者
- 所属:ケアリッツ蕨
2021年入社 グローバルメディアスタディーズ学部卒 - 学生時代はダンスに熱中。説明会で介護業界のイメージが変わったこと、面接では経歴より人間性を重視する点に惹かれて入社を決意。
この人の成長を追います
- Profile
- 中西 晟
- マネジメントコース入社管理責任者
- 所属:ケアリッツ西淀川
2021年入社 経済学部卒 - 幼稚園から大学まで競泳一筋。競泳はタイム、営業は売上、明確な数字で「頑張ったら頑張ったぶん評価される」ことに共通点を感じて入社。
話を聞くのは…
- Profile
- 小野 貴広
- マネジメントコース入社エリアマネージャー
- 管轄:浦和エリア
2016年入社 国際地域学部卒 - 永瀬さんと中西くんに出会ったときに感じたことは、最初から2人とも優秀だなあと。一所懸命、仕事をしていた姿が印象的です。
TOPIC
TOPIC1
入社1年目、同じ事業所に配属
入社1年目、同じ事業所に配属
同期として頑張ったケアスタッフ時代
- 中西くんと永瀬さんは、二人とも2021年4月にマネジメントコースで入社した新卒同期。二人が最初に配属された北浦和事業所は、2021年2月に新しくできたばかりの私を含めて4人だけの小さな事業所でした。新入社員はどんな子たちが来てくれるのかなと思っていたら、初めて会った時から二人とも、すごく素直で真面目だったのを覚えてます。入社1年目はケアスタッフとして現場に出るけど、初めての仕事、初めての介護現場はどうでしたか?
- 学生時代は、知らない人のご自宅に上がる機会自体があまりなかったので、最初は少し緊張もありました。インターホンを鳴らす時も、「本当にこの家であっているのかな」とドキドキしたり。でも初めの頃は小野さんが同行してくれたので、すごく安心できましたね。小野さんと一緒に終末期の利用者様の家に伺った時、更衣介助に手こずったことがありましたが、その場ですぐに小野さんが代わってくれて。家を出た後に「介護者がきついと利用者さんはもっときついんだよ」とかけてくれた言葉がとても印象的で、今では私から後輩たちにも伝えています。
- 介護の技術面は事前の研修でも学んでいたし、事業所のスタッフさんたちも丁寧に教えてくれたので、未経験からのスタートでもわりとスムーズに行うことができました。ただ、やっぱり年齢が若いことに対して利用者様が不安に思われたのか、「あなたで大丈夫なの?」と言われたことがあって…。事業所に帰ってその話をしたら、小野さんが優しい言葉でフォローしてくれて、心がほっと軽くなりました。他のスタッフさんのこともよくフォローしているのを見かけたし、人に対する愛情を持って常に周りを気遣ってくれる小野さんは、誰からも好かれる「人たらし」だと思ってます(笑)。
- なんかちょっと恥ずかしいですね(笑)。まぁでも一つ言うなら、自分のなかで「上司として部下を育てる」というよりは、新卒のみんなとも「一緒にやっていく」というスタンスでいつも接しています。それは昔も今も変わらなくて、自分がそれまでに得た知識や経験、持っている引き出しはとにかく伝える。そうすると相手からレスポンスがあって、その反応や結果を見ると、逆にこちらが学ぶこともすごく多いんです。
- 他人の姿を見て学び、自分も成長するというのはよくわかります。永瀬さんは仕事の飲み込みが早くて、サービス提供の手際も良かったので、入社当時は、私も負けないようについていこうと必死でした。自分は不器用なので、たとえばベッドから車椅子などに移乗する介助もすごく苦戦して…。力には自信があっても、それだけでは上手くできないし、納得のいく介助ができるようになるまで時間がかかりましたね。入社1年目の8月には、管理責任者になるための社内試験がありますが、永瀬さんは絶対受かるだろうなと思ったので、自分も必死になって勉強しました(笑)。
- おかげで無事、二人とも合格できたよね!中西くんは試験勉強も現場でのサービスも、できないことはできるまで努力して突き詰めるストイックな性格で、そんなところをずっと尊敬してました。それに、とにかく優しいんです。私が仕事のことで落ち込んでたら、いつも「うんうん」って話を聞いてくれて、なんでも信頼して相談できる同期がいてくれたおかげで頑張れた気がします。入社1年目は辛いこともあったかもしれないけど、思いだすのは楽しいことばかり。小野さんと中西くんと3人で、仕事以外のことも色々しゃべって大笑いしたり、みんなで美味しいご飯を食べに行ったり、そんな楽しい思い出がいっぱいです
TOPIC2
管理責任者になった2年目
管理責任者になった2年目
マネジメントに向き合った永瀬さんの場合
- 入社からちょうど1年経ち、2022年4月には二人とも管理責任者として、同じタイミングで巣立つことになりました。永瀬さんは同じ埼玉の蕨事業所、中西くんは大阪の西淀川事業所、それぞれ別の場所に行くことになったけど、ケアスタッフから管理責任者になった当時はどうでしたか?
- 管理責任者になってまず、「こんなに大変だったんだ…!」と思いました。管理責任者の主な仕事は、ケアマネージャー(以下:ケアマネ)さんへの営業と、事業所のスタッフ管理などのマネジメントになりますが、それはほんの一部。事業所を運営するにあたって必要となる裏側の仕事が、こんなにもあるんだと驚きましたね。
- それは同感!北浦和事業所の頃は、小野さんも一緒に3人で話してる時間が長かったけど、管理責任者の仕事は一体いつの間にやってたんだろう…って不思議に思ったよね(笑)。
- そうそう(笑)。たぶん小野さんは陰で効率よく作業して、そのぶん私たちとのコミュニケーションに時間を使ってくれてたのかなと思いますが、それって本当にすごいことだったんだなと。というのも私自身、管理責任者になったことで、人との繋がりやコミュニケーションの大切さを今まで以上に感じたからです。とくに最初の頃はマネジメントが難しくて、スタッフさんやケアマネさん、ご利用者様やそのご家族のみなさんと信頼関係を築いていくのが大変でした。
- 若くして管理責任者になると周りの人は大抵、自分より年齢も経験も上だから、永瀬さんの場合はそういった意味での難しさもあったのかな。信頼関係を築くために、工夫していたことはありますか?
- たとえばケアマネさんから依頼を受ける時、専門的な部分で分からないことがあれば、正直に聞くようにしていました。常に勉強させていただく姿勢を心がけ、真摯に向き合うことで、少しずつ信頼関係ができたように思います。そして今では「永瀬さんだからお願いしたい!」と依頼をくださるケアマネさんもいらっしゃって、本当に嬉しいですね。そして信頼関係ができるに連れて、マネジメントも少しずつ上達。スタッフさん同士のトラブルやシフトについての不満があった場合には、一人ひとりの意見をしっかり聞いて、協力できることとそうでないことをしっかり伝えた上で、問題を解決できるようにもなりました。
TOPIC3
同じく2年目、新規開拓エリアで
同じく2年目、新規開拓エリアで
営業に力を入れてきた中西くんの場合
- 中西くんは管理責任者になるタイミングで、自分から「大阪に行きたい!」と希望をだしていたよね。その理由は?
- 大阪への転勤を希望したのは、ちょうどその頃、ケアリッツが大阪に初進出するタイミングだったからです。「新しいエリアで、管理責任者として事業所の立ち上げに関われる。そんなチャンスは今しかない!」と意気込んでいました。大阪に行って最初の半年くらいは、小野さんが度々電話をくれて、事業所やエリアが変わっても気にかけてくれているんだなと思うと嬉しかったです。
- 管理責任者になったばかりの頃は、やっぱり自分も大変だったからね。そのしんどさがわかるからこそ、少しでもフォローになればと思って、中西くんにも永瀬さんにも月1くらいで連絡を取っていました。ケアリッツとして初進出の大阪エリアを開拓していくのは、実際どうでしたか?
- 知名度がある関東圏とは違って、「ケアリッツって何?どんな会社?」という話から営業していくので、そこが難しいところでもあり、面白いところでもありました。最初は1日1~2件しか依頼がなくてシフトもガラガラだったから、1日中営業に回ったこともありましたが、自分から「やりたい!」と手を挙げて大阪に来させてもらったぶん、とにかく必死で頑張りました。周りの先輩方やスタッフさんのフォローもあったおかげで、今はたくさんの依頼をいただけるようになり、事業所全体として良い感じで成長できていると思います。
- さすが中西くんだね!スタッフ管理とかマネジメントの部分はどうだった?
- 永瀬さんと同じで、そこはやっぱり難しいなと思ったよ。どの管理責任者もたぶん、一番はじめに抱える悩みなんじゃないかな。でもだからこそ、永瀬さんと一緒にケアスタッフとしてたくさんの現場に出た、入社1年目の経験が活きたと思います。ケアスタッフの気持ちや大変さがわからなければ、管理責任者として仕事を頼む立場になった時、相談にも乗ってあげられないし会話が噛み合わないと思うんですよ。さっき小野さんが「管理責任者の苦労がわかるからこそフォローした」と言ってくれたように、事業所のスタッフさんが大変な時は、それに気づいてフォローしてあげたいなと思っています。
TOPIC4
お互いに成長を感じたこと
お互いに成長を感じたこと
そして、これからの夢や目標は?
- 入社からケアスタッフを経て、管理責任者として経験を積んできた今、自分のどんなところが成長したと思いますか?
- 私は危機管理能力が向上したと思います。管理責任者になると、事業所のスタッフさんが問題に直面した時や、ケアマネさんから依頼があった時など、臨機応変に対応しなきゃいけない場面が増えます。だから色々な角度から物事を見て、どんなことがあっても対応できるよう、あらかじめ想定しながら行動するようになりました。
- 何かトラブルが起きた時、以前は焦って周りが見えなくなることもありましたが、今は冷静に判断して対応できるようになりました。自分だけでなんとかしなきゃと思い詰めるのではなく、難しい時は周りの事業所や上司のエリアマネージャー(以下:エリマネ)を頼るなど、自分の中で解決できる範囲かどうかを見極めて、落ち着いて行動できるようになったのが大きいと思います。
- それぞれ成長したその先に、今後はどんな夢や目標がありますか?
- 管理責任者になって1年半。正直にいえば今もまだ、スタッフさんに迷惑をかけてしまうことが時々あります。だからこそ私は、一人前の管理責任者になれるよう成長していきたいと思います。スタッフさん、ご利用者様、ケアマネさん、各方面から愛される管理責任者になって、より良い事業所づくりをしていきたいですね。
- 管理責任者の業務に少しずつ慣れてきたので、次はひとつ上の役職であるエリマネを目指したいと思っています。エリマネは他の事業所の売上も管理しないといけないので、業務量が増えて大変だとは思いますが、先輩方からは「大変だけど、その分やりがいも大きいのがエリマネ」だと聞いて興味津々。小野さんは今、浦和エリアのエリマネをされていますが、実際にいかがですか?
- エリアマネージャーの仕事は主に、結果を出せる管理責任者を育成し、エリア内の売上を上げていくこと。今は管理責任者として、自分の事業所内のスタッフに目を向けていると思うけど、エリマネになるとその範囲がもっと広がるので、たくさんの人たちの成長を見られるのが嬉しいですね。そして成長した人が増えればそれだけ組織が強くなり、ケアリッツ創業以来の目標でもある「業界No.1企業」に近づきます。中西くんも永瀬さんも本当に優秀だから、今後はぜひエリマネを目指してほしいですね。そうしたら、自分と同じ苦悩を味わえるし…というのは冗談で(笑)。これから先、辛いことも、楽しいことも、一緒に共有して相談しあえる仲になれたらいいなと思っています。
- ありがとうございます!私は性格的に、自分からやりたいと手を挙げられるタイプではありませんが、「お世話になった人には恩返しをしたい」という気持ちが人一倍あるので、もしお話をいただけるなら頑張りたいと思います。入社から今まで、上司の小野さんや同期の中西くんはもちろん、たくさんの人に支えられてきました。その縁を大切にしながら、これからも自分らしく成長していきたいと思います。
- こうして振り返ってみると、新卒の頃は小野さんや永瀬さんがいて、とても楽しい1年だったなと思います。2年目からは大阪で新規エリアの拡大に携わっていますが、ケアリッツを大きくしていこうという気持ちがますます強くなっているので、関東勢に負けず全力で頑張りたいと思います!